SourceForge.JPでSubversionサポートの正式運用開始

~CVSとSubversionの両方をサポートし、コミットメール設定も可能~

Open Source Develpment Network(以下 OSDN:VA Linux Systems Japan株式会社 OSDN事業ユニット)は本日、日本最大のオープンソース・ソフトウェアの 開発サイトであるSourceForge.JPにて、Subversionのサポートを正式に開始 したことを発表します。

SourceForge.JPでは、開発されたソースコードを管理するためのバージョン 管理システムとしてCVS (Concurrent Versions System)のみを 採用していましたが、昨年11月22日よりオープンソース開発プロジェクトに おいて急速に利用が拡大しているSubversionの試験サポートを開始し、 さらに本日正式に運用開始に至ったものです。

今回のSubversionサポートにより、SourceForge.JPの登録開発プロジェクト では、CVSと共にSubversionリポジトリも同時に利用することが可能となり ます。Subversionの機能の有効化/無効化は、SourceForge.JPのWebインター フェースから行えるようになっており、CVSと同様にSubversionリポジトリの ViewCVSによる閲覧もサポートされます。また、フックスクリプトの設定が 追加されており、現在はコミットメールの設定が可能となっています。

OSDNでは、今回のSubversionサポートにより、より多くのオープンソース 開発プロジェクトの開発支援に貢献できることを期待します。また、 OSDNでは、今後一年程度を目処にSourceForge.JPシステムの機能強化と 拡張を進めており、オープンソース開発における重要な橋頭堡としての 価値を高めていく所存です。

■SourceForge.JPについて

SourceForge.JPは、オープンソース・ソフトウェアの開発者にCVS/SVNリポジトリ、 メーリングリスト、バグ追跡システム、掲示板・フォーラム、 タスク管理 システム、 Webサイトホスティング、ファイルの保管、完全なバックアップ、 シェル環境、コンパイル・ファーム、そしてそれらを Webベースで総合的かつ 容易な管理を行う環境を提供する無料のサービスです。 SourceForge.JPは、2002年4月19日に運営が開始され、現在は2,400を越える 開発プロジェクトと24,000名を越える開発者が登録されています。 URL:http://sourceforge.jp/

■OSDNについて

OSDN(Open Source Development Network)は、VA Linux Systems Japan株式会社の OSDN事業部が運営するオープンソースソフトウェアの開発と革新のための 最先端のニュースと情報交換、共同作業の促進、そして成果物の配布を行う ためのコミュニティから構成されるオンラインメディアネットワークです。 OSDNを構成するコミュニティサイトは、Slashdot Japan、SourceForge.JP、 Open Tech Pressが含まれ、毎月2000万PV以上を記録する日本最大の オープンソース関連ネットワークとなっています。 OSDNに関する情報は http://osdn.co.jp/ にあります。

■本件に関するお問合せ先

VA Linux Systems Japan 株式会社
OSDN事業ユニット
Tel: 03-6204-4071 Fax: 03-6204-4072
Email: mktgatosdn.jp