SourceForge.JP、Google AdSenseを全ての登録オープンソース・プロジェクトに無償開放

AdSense APIを利用して、Webホスティング領域におけるGoogle AdSenseの利用を実現し、オープンソース・コミュニティとの相利共生を推進


OSDN株式会社(本社: 東京都渋谷区恵比寿1-19-19、代表取締役社長: 佐渡秀治、以下OSDN)は本日、日本最大のオープンソース・ソフトウェアの開発サイトであるSourceForge.JPにおいて、各登録オープンソース・プロジェクトが自由に利用できるプロジェクトWebホスティング領域でのGoogle AdSenseの利用を可能とする機能を追加し、全ての登録プロジェクトに対して無償開放を開始しました。


SourceForge.JPでは、登録オープンソース・プロジェクトに対して、統一的なUIのもとでのバグ管理、フォーラム、Wikiといった機能の他、Webホスティング領域も提供しています。Webホスティング領域では、<プロジェクト名>.sourceforge.jpというURL、もしくは任意のドメイン名にて、無償かつ自由なWebサイト運用を可能としています。今まではそのWebホスティング領域において、アフェリエイトを含む広告掲載は全面的に禁止していましたが、今回の施策により、Google AdSenseを登録プロジェクトの
意思で自由に利用することが可能になりました。


今回のWebホスティング領域におけるGoogle AdSenseの対応は、Googleが提供するAdSense APIを活用して実現に至ったものです。Adsense APIは、SourceForge.JPのようなユーザー参加型のサイトにおいて、ユーザーとサイト運営者側での収益分配を実現し、AdSenseアカウント作成や広告の配置といったプロセスをサイトに統合するものです。今回、SourceForge.JPでは、登録プロジェクトへの収益配分率を100%とし、得られるAdsenseの収入を「全て」登録プロジェクト側へ還元するように致しました。


OSDNでは、今回のWebホスティング領域における登録プロジェクトの収益機会の創出が、SourceForge.JPが掲げるオープンソース・コミュニティとの相利共生の関係を一層推進するものと期待しています。


■ 参考


– Google AdSense APIについて

http://code.google.com/intl/ja/apis/adsense/


– SourceForge.JP:プロジェクトWebにおけるAdSense利用について

http://sourceforge.jp/projects/docs/wiki/adsense


■ SourceForge.JPについて


SourceForge.JPは、オープンソース・ソフトウェアの開発者にGit/SVN/CVSリポジトリ、メーリングリスト、バグ追跡システム、掲示板・フォーラム、タスク管理システム、Webサイトホスティング、ファイルの保管、完全なバックアップ、シェル環境、コンパイル・ファーム、そしてそれらをWebベースで総合的かつ容易な管理を行う環境を提供する無料のサービスです。また、オープンソース関連の最新ニュース、著名人による解説記事、コラムの提供も行っています。SourceForge.JPは、2002年4月19日に運営が開始され、現在は3,500を超える開発プロジェクトと30,000名を超える開発者が登録されています。URL:http://sourceforge.jp/


■ OSDN株式会社について


OSDN株式会社は、OSDN(Open Source Development Network)と総称するオープンソース・ソフトウェアの開発と革新のための最先端のニュースと情報交換、共同作業の促進、そして成果物の配布を行うためのコミュニティから構成されるオンラインメディア ネットワークを運営しています。OSDNを構成するコミュニティサイトは、Slashdot Japan、SourceForge.JPであり、毎月2000万PV以上を記録する日本最大のオープンソース関連ネットワークとなっています。OSDNに関する情報は http://osdn.co.jp/ にあります。


■ 本件に関するお問合せ先


OSDN株式会社

担当:立田

所在地:東京都渋谷区恵比寿1-19-19 恵比寿ビジネスタワー13F

TEL:03-4360-3970

FAX:03-4360-3971

E-mail:mktg@osdn.jp