イベント
Linux Kernel Conference 2005
トップ  |  会場  |  過去のLKC  |  参加登録 (終了)  |  
* 参加未登録の方は当日直接会場へお越し下さい。

チュートリアル (11/10 10:20〜17:30|有料(一部セッション無料))
U33 Linuxカーネル座談会 (11/10 17:45〜20:15|無料)
カンファレンスプログラム (11/11 10:00〜18:00|無料)
 

Linux Kernel Conference 2005
2005年11月10日(木), 11日(金)
東京都 港区
青山ダイヤモンドホール


カンファレンスの内容・時間割


カンファレンスの会場は青山ダイヤモンドホール B1F サファイヤです.
カンファレンス(無料)
11月11日 金曜日
10:00 -11:00
<英/日 同時通訳>
Andrea Arcangeli氏 (Novell SUSE)
「Memory Management development in the 2.6.x Kernels」

Linuxカーネル2.6系の開発過程において、メモリ管理機能には 大きな変更が行なわれた。本講演では、そのうち以下の改善点を取り上げ 解説する。objrmapとanon-vma、最近行なわれたOOM Killerの改善、 ディスク書き込み速度を調整するための発見的手法の適用、 ページテーブル更新時のキャッシュライン衝突回避による SMPスケーラビリティ向上の仕組みについて触れる。 また、新しいカーネルセキュリティ機能であるseccompについても解説する。
Andrea Arcangeli 『略歴』
Andreaは2.4カーネルの仮想メモリに関するコードを完全に書き直し、 安定化に成功した事で知られています。Andreaの仮想メモリサブシステム はリーナスによりカーネル2.4.10にマージされました。
11:10 - 12:00 「Bonding機能紹介と展望」
国本 英悟 氏 (NECシステムテクノロジー(株)ネットワークソフトウェア事業部)

エンタープライズ環境ではネットワークの障害や運用停止時にも、 サービスが停止しないことが求められている。LinuxではBonding ドライバのポート切替え機能やロードバランス機能を利用すると、 障害発生時に待機系へ自動的に切替えられ、また運用中は全NICの持つ 帯域を十分活用出来る。Bonding機能を紹介し、現在抱える課題と 機能強化動向を説明する。

講演資料PDF

12:00 - 13:00 お昼休み
13:00 - 14:00
<英/日 同時通訳>
Paul "Rusty" Russell氏 (IBM Linux Technology Center)
「nfsim: Simulating the Linux Kernel Netfilter Stack」

Linuxカーネルのテスト及びデバッグは時として非常に大変である。我々は ネットワークアドレス変換の機能を再設計することにしたが、その実装は 複雑であり、またデリケートであった。長いテスト期間で時間を浪費する ことなく目標を達成するために、我々はあるテスト用コードセットを考案した。 それがnfsimである。nfsimはそもそもテスト用に開発したが、既存コードの 多くのバグを発見することにもにも役立った。本講演では、カーネル・ インフラストラクチャの強力なテストツールであり、様々な応用が可能な nfsimを紹介する。
jens
『略歴』
Rustyはパケット・フィルタリングに関するエキスパートです。 ipchainsやnetfilter/iptablesを書いたことでも知られており、 Linuxカーネルの開発に多大な貢献をしています。 LKC2003に続き、今回は2度目の来日講演を行います。
14:00 - 14:10 休憩
14:10 - 15:00
「大規模DBサーバへのLinux適用 〜Kernel2.6の実力を探る〜」
野呂 昌哉 氏(NTTコムウェア(株) オープンソースソフトウェア推進部 スペシャリスト)

エンタープライズ分野において、Webサーバ/APサーバへのLinux適用は 定着したといっても過言ではない。しかしながら、スケールアウトすることが 難しいDBサーバへのLinux適用は今一歩の感があった。Linux Kernel2.6の 登場により、マルチプロセッサ性能を向上させるさまざまな機能が 追加され、大規模DBサーバへのLinux適用の加速が期待されている。 今回のプレゼンテーションでは、実機でのDB性能ベンチマークテスト結果を まじえながら、Linuxの適用領域がバックエンドまで拡大可能であることを 説明する。

講演資料PDF

15:15 - 16:05
「Linuxカーネル資源管理機能の動向」
前田 直昭 氏(富士通株式会社 Linuxソフトウエア開発統括部 開発グループリーダ)

サーバやPCの高性能化に伴い、1台で複数のアプリケーションを同時に 実行できる能力を持つようになってきたが、 それらの性能を安定させるには、アプリケーションに対してCPUや メモリといったハード資源を占有的に割り当てる資源管理機能が必要である。 本講演では、Linuxカーネルの資源管理機能の動向について紹介する。

講演資料PDF

16:10 - 17:00
「TOMOYO Linuxへの道 〜使いこなせて安全なLinuxを目指して〜」
原田 季栄 氏 (株式会社NTTデータ オープンソース開発センタ シニアスペシャリスト)

SELinux等セキュリティ強化OSの導入に際しては、いかにして適切なポリシーを 策定するかが運用上の課題となります。NTTデータが独自に開発した画期的な 「ポリシーの自動学習機能」を備えたセキュリティ強化Linux、"TOMOYO Linux" の開発の経緯と主な機能についてデモを交えてご紹介します。

講演資料PDF

17:10 - 18:00
「Xen 3.0のすべて: 内部実装詳解」
山幡 為佐久 氏(VA Linux Systems Japan株式会社 エンタープライズOS事業ユニット Linuxカーネルプロフェッショナル)

仮想マシンモニタ「Xen」はオープンソースであることとその高性能で広く支持を 広げつつある。現在、仮想CPUの概念を持ち込むことにより、ゲストOSが マルチプロセッサにも対応した3.0リリースに向けて開発が進められている Xenであるが、本講演ではそのXen3.0の新機能を紹介すると共に、 仮想化手法である準仮想化の仕組みに加え、Xen3.0で実現するVTを利用した 完全仮想化の仕組み等の内部実装についても解説する。

講演資料PDF


#プログラムは変更になることもございます。随時、ご確認をお願い致します。
  Platinum Sponsors

NTT Comware       NEC  
Fujitsu   NTT data   VA Linux Systems Japan  
  Gold Sponsors

CTC       SCS  
 
Media Sponsors


ZDNet Japan   ITmedia  
oreilly Japan   ITPro   Open Source magazine  
Linux Kernel Conference 2005
トップ  |  会場  |  過去のLKC  |  参加登録 (終了)  |  
* 参加未登録の方は当日直接会場へお越し下さい。


チュートリアル (11/10 10:20〜17:30|有料(一部セッション無料))
U33 Linuxカーネル座談会 (11/10 17:45〜20:15|無料)
カンファレンスプログラム (11/11 10:00〜18:00|無料)


* プレス登録

取材を目的で入場されます場合は、下記まで社名、媒体名、記者名、連絡先等を ご連絡頂くようお願いいたします。

* お問い合わせ

VA Linux Systems Japan株式会社 OSDN事業部
Linux Kernel Conference 2005イベント事務局
E-mail:mktgosdn.jp
Phone: 03-3293-5151