イベント Open Source Way 2003 |
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概要 | 会場 | プログラム |
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Open Source Way 2003 |
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イベントの内容・時間割
12月5日 金曜日 | |
10:00 - 10:50 : | 「「オープンソース」という考え方」 八田 真行氏(GNUプロジェクト、東京大学)
最近とみに注目されるようになってきた「オープンソース」だが、今後は
ソフトウェア・ビジネス全般にこれまで以上に大きな影響を与えると考えられる。
本セッションでは、「オープンソース」という概念が登場した歴史的経緯から
その仕組み、限界までを、オープンソースに関心のある技術者から
マネージメント層までを対象として分かりやすく概説する。一切の予備知識は
仮定しない。なお、昨年の講演内容とカバーする範囲は同じだが、その後
一年の急速な事態の進展を踏まえて異なった切り口から説明する予定である。
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11:00 - 11:50 : | 「GPLに関する法律問題 〜日本法とGPLの整合性〜」 小倉秀夫氏(弁護士、中央大学法学部兼任講師)
オープンソースソフトウェアの普及に伴い、最も著名なオープンソース
ライセンスであるGPLが俄然注目を浴びるようになった。しかし、GPLは、
日本 で起草されたライセンスではなく、当然日本法を念頭に置いて
作成されたものではない。そのため、GPLは、世界的にも特殊な日本法、
特に日本著作権法としばしば衝突し、あるいはFSFの意図したとおりには
適用されない場合が出てくる。今回は、日本法が適用される場面において、
GPLがどの範囲でどのように適用されることになるのかを中心に話をする
予定である。具体的には、GPLは契約として成立するか、派生著作物の範囲、
ソースコード改変の可否、ソ ースコード開示義務の有無、無保証条項の
適否等を想定している。
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11:50 - 13:00 : | ランチタイム |
13:00 - 13:50 : | 「産業政策から見たオープンソース」 久米孝 氏(経済産業省 商務情報政策局 情報処理振興課 課長補佐)
<講演資料(PDF)> |
14:00 - 14:50 : | 「世界各国政府のオープンソース政策と採用動向」 比屋根一雄氏((株)三菱総合研究所 情報技術研究部 主任研究員)
世界各国の政府・公的機関でオープンソースソフトウェアの採用が進んでいる。
単なるITコストの削減だけが目的ではない。相互運用性の確保、セキュリティの向上、
国内IT産業の育成、国家安全保障など多様な採用理由が存在する。
米国、欧州、東アジア、東南アジア、ラテンアメリカなど地域に
よっても事情や意図はそれぞれ少しずつ異なる。本講演では、世界各国の
オープンソース採用の現状とオープンソース関連政策、その背景・理由について
解説する。
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15:05 - 15:55 : | 「オープンソースハッカーズ」 まつもとゆきひろ氏((株)ネットワーク応用通信研究所)
オープンソースへのかかわり方は人それぞれである。しかし、
オープンソースの根本はやはりものを作る人、伝統的な意味で
のハッカーたちである。日本を代表するオープンソースソフト
ウェア開発者の一人として、プログラム開発者の立場から見た
オープンソースのあり方、プロジェクトの実体、開発者の生態
などについて語る(つもり)。
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16:05 - 16:55 : | 「地方自治体とオープンソース」 パネル 島村秀世氏(長崎県総務部参事監 情報政策担当) 丹羽義典氏(財団法人ソフトピアジャパン CIO兼企画室長) ロバート・ホーキンス氏(特別非営利活動法人 OSPI)
オープンソース・ソフトウェアへの注目が集まるにつれて、
地方自治体においてオープンソースの活用、整備という流れが
各地で起きはじめている。このセッションでは、オープンソース利用
の声を上げ、独自の取り組みをはじめた代表的な各地の担当者を招き、
自治体におけるオープンソース利用について語り合う予定である。
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1979 年生.ニューヨーク州に留学中の 1998 年から Debian JP Projectに参加.パッケージの作成・管理、文書の翻訳を行う傍ら「オープンソースの定義」翻訳を発表.その後 GNU Project に迎えられ,gnu.org のwebmasterとして活動.GNU GPL/LGPL/FDL を含む各種文書の翻訳を手がける.2000 年より Debian official developer となり,Debian GNU/Linux 本体の開発に参画.最近では「でびあんぐる」メンバとして書籍の監訳に参加.現在東京大学大学院経済学研究科に在籍中. |
1968年生。東京都葛飾区出身。早稲田大学法学部卒。訴訟代理人・弁護人 として、大阪FLマスク・リンク事件、中古ゲーム訴訟、mp3.co.jpドメイン 訴訟、ファイルローグ事件、パワードットコム事件等に関与。 「著作権法コンメンタール」編集代表。その他、「著作権と中古ソフト問題」 や「サイバー法判例解説」 等共著多数。月刊誌「ゲームラボ」に 「デジキッズのための著作権法講義」を連載中。RIETI政策シンポジウム 「インターネット時代の著作権」においてストールマン氏とともに パネリストを務めた他、SOFTICのオープンソース問題研究会のメンバーとして、 報告書「オープンソース・ソフトウェアの現状と今後の課題について」の 作成に関与。 |
1992年、通商産業省(当時)入省。 資源エネルギー庁、産業政策局、人事院長期在外研究員 (ハーバード・ロースクール等)を経て、2000年7月から 機械情報産業局情報セキュリティ政策室課長補佐。 2002年6月から現職でITサービス産業・ソフトウェア産業を担当。 |
(株)三菱総合研究所 情報技術研究部 主任研究員。 先端情報技術の研究開発および技術動向調査に従事。 アジア・オープンソースソフトウェア委員会委員(国際情報化協力センター)、 オープンソースソフトウェアライセンス問題研究会委員 (ソフトウェア情報センター)。 著書に、「これからのIT革命」、「全予測情報革命」、「全予測先端技術」 (いずれも共著)などがある。技術士(情報工学)。 三菱総研のホームページで、 「オープンソースと政府」、 週刊ITコラム「Take IT Easy」 を主宰。 |
1965年鳥取県出身。1993年よりオブジェクト指向スクリプト言語 Rubyの開発を行っており世間では「Rubyのまつもと」で通っている。 オープンソースとの付き合いはそれよりも古く80年代後半から。1997年より現職。 |
1986年早稲田大学理工学部建築学科卒業。 同年前田建設工業に入社して,現場監督積算/電算業務(構造解析等)などに従事。 1991年日本総合研究所に入社。各種システムの開発を担当。 1995年から99年までは,民間の金融機関に出向して,システム企画やシステム 管理業務を手がける。1999年から日本総研でニュービジネスの企画,立ち上げに 従事して,日本総研の子会社である日本総研ASPにeビジネス事業部長として出向。 2000年から現職。1963年生まれの40歳。出願済ビジネスモデル特許多数 |
1974年名古屋大学工学部卒業。岐阜県工業技術センター、岐阜県つくば情報 センター等を経て、1999年(財)ソフトピアジャパン勤務。現在、同財団CIO 兼企画室長。地域結集型共同研究(文部科学省)、e!プロジェクト(総務省) 等の研究プロジェクトを推進。IEEE Computer、電子情報通信学会、 情報処理学会各会員。 |
1964年にアメリカオハイオ州クリーブランド市出身。1988年ウエスリアン大学卒業、 同年に来日、通信会社に勤める。1996年に沖縄転勤し、2000年に独立し会社設立。 1999年からZopeを使って主にオープン・ソースを取り上げるサイト, 沖IT(http://okiit.okihawk.org)を 公開している。2001年に沖縄次世代委員会にてオープン・ソース取り組みを 沖縄県知事に提言。その後、特別非営利活動法人 OSPIの設立発起人の一人で 2002年12月の設立後現在至る,副代表理事に就任。 |
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